ロシアのイベント！メインのイベント4選！クリスマス、イースター戦勝記念日・・・

今日はロシアのイベントを紹介していきます。アメリカやヨーロッパの文化と違い、あまり見ないものも多いので面白いと思います。

同じイベントでも日にちや内容が違う、ということもあるわ。ロシアのイベントは楽しいものばかりよ！

パスハはロシアの中でもキリスト教の行事です。日本ではイースターという名称で知られています。内容はキリストの復活を祝う、という点では同じなのですが春分の日の後の満月の日の後の直近の日曜日で行うことが特徴です。
今年2023年は4月16日ですね。ロシアや東欧諸国は旧暦なので毎年日付がずれます。

こういうふうに卵を装飾するキットもスーパーとかでも売ってるわ！卵料理はもちろん卵の形を模したケーキもよくあるわね！

卵を2つ上下でぶつけてどっちが割れるか対戦するんだよね。意外と盛り上がるんだよな～ウォッカ飲みながら！

マスレニッツァは、日本でいうと春分の日です。冬が終わり、春がやってきたという象徴の日です。
そんなマスレニッツァでは必ずロシア風パンケーキのブリヌイを食べます。

ブリヌイは特別な日でなくても本当によく食べられているけどマスレニッツァには必須ね！

形がまんまるで、太陽に似ていることから太陽の光＝春が来たことと解釈されているのよ。
ロシアの冬は晴れる日がめったにないから、太陽＝春の象徴というのはロシア人独自の感覚だと思うわ

ブリヌイはバターやジャムなどはもちろん、ロシアではハムチーズや、イクラと食べるのもよくある！日本人からするとおかしいかもしれないけどロシアでは普通の食べ方だよ！イクラのブリヌイは5倍位高いけどね！

Новый годは「新年」という意味です。新年なのにクリスマス？と思った方が多いと思うのですが日本やアメリカで行われるクリスマスはロシアや東欧諸国では12月31日～1月1日に行われます。ロシアのクリスマスは1月7日という記載もありますがこの日は厳密なクリスマスであり、一般的には教会に行って祈りを捧げる日なのでクリスマス感はあまりありません。

12月31日の夜から家族や友達で集まり、ドレスを着てお食事を食べる。0時に大統領の演説を聞きロシア国歌を歌う、というのが一般的なクリスマスよ。1月1日の朝目覚めるとクリスマスツリーの下にプレゼントがあるの！

ロシアではサンタクロースはジェドマローズという言い方だね。色は赤に限らず青もよくいるよ！赤の広場近くでお金を払うと写真取ってくれるジェドマローズがたくさんいたね！

新年というイベント柄、翌年の干支の動物がモチーフになることがよくあって、そこもロシア以外の人には新鮮な感覚かもね。2023年はうさぎ年～

ロシアには戦勝記念日は2日あります。ドイツに勝利した日と日本に勝利した日です。ですが戦闘や犠牲者の規模からドイツに勝利した日を戦勝記念日として盛大に祝うのが一般的です。最近ではドイツに勝利とすると角が立つのでファシズムに勝利した日とよく言われます。ドイツに勝利した日が5月9日。日本に勝利した日は9月3日です。どちらもロシア時間なのでドイツ時間や日本時間と時差の関係でズレがあります。

第二次世界大戦での犠牲者はソ連側が約3000万人を言われていて、悲劇とされる日本の犠牲者数300万人の約10倍よ。

その影響もあってロシアでは最も重要な祝日の1つとして認識されているわ。犠牲者が多いので戦勝記念日には戦争で犠牲になった先祖の写真をプラカードで持って歩くのが通例になっているわ。公園、公共施設や地下鉄、いたるところで見かけるわね。

日本では軍事パレードの印象があるけど、赤の広場で行われるメインの式典は一般人は入ることが出来ないね。赤の広場自体にも入れなくなるから注意だよ！4月後半から予行演習の日にちがあってその時の赤の広場に入れないから行く前には調べてね！
ちなみに赤の広場以外でも小規模なパレードはモスクワ郊外やサンクトペテルブルク、地方都市でも行われていてそっちは比較的一般人でも参加しやすいよ！