ロシアでラーメン！？サンクトペテルブルクにある日本人経営のラーメン屋を紹介！

海外生活が長いと日本食が恋しくなることがよくありますよね。
海外では日本食は独自のアレンジが加えられていることが殆どで、韓国料理や中華料理のほうが口に合う！という日本人も少なくありません。

サンクトペテルブルクには日本人が経営するラーメン屋があっておすすめだよ。食材は関税や調達の関係でどうしてもロシア産を使わざるを得ないことがよくあるよ。

麺屋政宗は2015年くらい?前に出来たラーメン屋です。山形だか東北のラーメン屋と現地企業、あとおそらく商社が合弁で作ったようですね。オーナーやメニュー開発が日本人のためかなり日本の味に近いです。あと日本ではあまり見ない缶の飲み物も売ってます。

最初に断っておきますが日本のラーメンのほうが美味しいです。ロシア料理で感覚が麻痺していると割りと美味しく感じます。シェフの腕が悪いとかではなく素材的に仕方ないと思います。あとロシアのラーメンは味がしなかったりパクチーが入ってたりしてわりと地獄なのでその環境からすると天国に近い場所になります。

麺屋政宗の場所は地下鉄2番線（青線）のモスコフスカヤ駅の近くです。駅から徒歩15分くらいですが、観光の中心地のすぐ近くにあるのであまり時間を感じずに行けます。

早速店頭に到達しました。ロシアに幾多とある日本食料理屋とは神々しさが違いますね。なんか日本語で書いてあります。ちゃんとした日本語です。感動。

店内に入ると「いらっしゃいませ～」と日本語で挨拶されます。だいたいの日本人は苦笑いすることでしょう。
お店は他のラーメン屋と違ってアジア系従業員が少ないです。
あと入り口入ってすぐ階段です。足が悪い方はお気をつけて。店内は9テーブルくらいです。

メニューはロシア語、そして中国語です。一部読めますが、下の方の豚骨ラーメンとか絶対読めません。日本語がないのは少し寂しいですが現実的に日本人が少ないので仕方ないですね。味玉丼やチャーシュー丼などもあります。

紅生姜のようななにかが乗っています。ほぼ日本のラーメンです。スープもあつあつですし味玉もおいしいです、ちなみに味玉はトッピングして合計三個になりました。麺も海外で食べるクオリティではないです。おいしい！700ルーブル（約900円）なり。味玉は100ルーブル（約130円）でした。

チャーシュー丼も頼みました！チャーシューがコマ切れにされてます。かっこんで食べると美味しいですね。刻みネギすら久しぶりなのでこれまたおいしい！米も結構美味しいです。おそらくロシア産だけど。400ルーブル（約600円）なり。

缶ドリンクはサンガリアがメインです。前までダイドードリンコの飲み物もたくさんあったのですがダイドーがロシア事業からほぼ撤退したので仕方ないですね。余談ですがダイドーの撤退でモスクワやサンクトペテルブルクで割りと見た自動販売機がほとんど全滅しました。

麺屋政海外で食べれる日本食と比べてるとかなり再現度が高いです。少なくともまずいと感じる人はいないはずです。
しかしながら原料の関係でどうしても再現できない部分があるので完全再現とは言えないです。日本に帰るまでのつなぎ、リリーフとして最高です。値段もお高くないのでサンクトペテルブルクに来たらぜひお尋ねください！

店員さんがとりあえずビールの謎Tシャツを着ています。ロシアでレストランに行くとチップが必要です。だいたい会計の10％が相場ですがサービスがそっけなかったら払わなくても問題ありません。あくまで心付けでアメリカのチップとは異なります。