今日はロシアのご当地2Gフォン「DIGMA LINX B240」を紹介します。令和の時代に2G!?と思われる方もいるかもしれませんがロシアのように国土が広いと2Gしか電波がない田舎の地域もあり、自宅は2Gと固定回線、街に出ると4Gなんてこともよくあります。中国でも事情は同じようで一定のニーズがある端末です。
やっぱり2Gの携帯はおじいちゃんやおばあちゃんとかが持ってるイメージだね。SIMカードを差し替えればそのまま電話をかけるのに使えるからお守りで持ってる人もいるよ(笑)
ロシアで2G携帯が現役な理由
国土の広さから4Gや3G通信が出来ない地域がどうしてもある
高齢者にはシンプルな端末が好まれる
バッテリー持ちが良い
電話やSMSだけで事足りる人も多い
DIGMA LINX240のレビュー
DIGMAを購入する
種類は10種類くらいありました。NOKIAやPanasonicのものもありましたが、今回は一番安価なDIGMA LINX240を購入します。もうお察しかと思いますがメーカー、製造元共に中国です。おそらく本国でもそれなりに流通しています。
気になるお値段は1299ルーブル、日本で約2000円程度の激安端末です!このお値段でカメラやFMラジオもついているみたいです。
スペック
早速買ってみました!バッテリーが1800mAhあるのが意外です。ここだけ現代的なスペックをしています。
スペック
スクリーンサイズ:2.4inch(TN液晶)
カメラ画素数:8万画素
SIMカード:ダブルシム
対応SDカード:32GBまで
バッテリー:1800mAh
サポート帯域:2G(スマホでの表示は「E」です)
Bluetooth:2.1
搭載機能:カメラ、FMラジオ、通話、SMS、ライト、音楽再生(Bluetoothと有線イヤホン)
10年以上前にスペックですね・・・カメラの8万画素には流石に苦笑いです(笑)
内容物
内容物
本体
バッテリー
充電プラグ
説明書
保証書
中身は至ってシンプルですね。保証が1年間付くみたいです。
充電端子はUSB-Type-Bです。一体型でケーブルの概念がないこともガラケー風ですね
バッテリーは取り外しできるタイプですね。1800mAhと書いてあります。
説明書は全てロシア語です。値段の割にきちんと整備されてるあたり多くの台数が出荷されているのではないでしょうか
本体を物色
ロシア語のキーボードがついています。ガラケーと使い方は同じです。
カメラとFMラジオの起動ボタンが個別についています。
裏面はこんな感じです。左上にカメラ、カメラの横にあるのはスピーカーです。起動時に爆音を鳴り響かせました(笑)
上面にライトが2つついています。
底面にはType-B端子と3.5mmイヤホンジャックがついています。側面には電源ボタンもなにもないので割愛します。
裏面の左下が開いているここに爪を引っ掛けて開けていきます。
SIMカードスロットが2つ、マイクロSDカードを入れる場所があります。
バッテリーを装着しました!
メニューが出てきました。メール、電話等ガラケーライクに違和感なく使えます。ボタンがないので操作しないと1分ほどで画面が反転、なにかボタンを押すと起動します。
電話はもちろん、連絡先追加もできました。名前と電話番号のみ追加可能です。
カメラ画質はさすが8万画素です。懐かしささえ覚えました(笑)
Bluetoothは遅延しまくり、音質はお察しです。さすが2.1...ライトを付ける設定もありました。どこかわからずに諦めて奥さんに聞きましたが、一番したのがライトオンみたいです。昔の口語体だと言っていました。難易度高いですって(笑)
ライトはかなり明るめで、車の中や暗い夜道で活躍しそうです。
まとめ
スマホ世代からすると実用性が少ないですが、1週間は充電無しで使える大容量バッテリーから非常時の携帯として、またFMラジオは災害時の対策として常にバッグに入れておける相棒になりそうです!連絡先登録もできるので、サブスマホは持ちたくないけどスマホの充電が切れたら連絡先情報がなくなる・・・なんて方におすすめです!
まとめ
ガラケーライクで使えるデバイス
田舎などでも使えるので旅行や緊急連絡先として使える
災害時のFMラジオ等で情報収集に使える!