
「Redmi Buds 3」は、中国の高コスパスマホメーカー、シャオミが日本でも販売している5,000円と比較的安価な完全ワイヤレス(TWS)イヤホンです。筆者は実機を購入し、しばらく使ってみたので体験をシェアしていきたいと思います。個人的にはiPhoneのAirPodsに対抗する一番の対抗馬だと思っています。

今回はAliexpressでCN版を購入したよ。日本でも売っているグローバル版と仕様は同じです。
日本で正規代理店から購入すると1年間の保証が付きます。筆者のように海外在住だったり40日待てるという人以外はすぐついて1年保証の付く日本版、特に最安値のAmazonがおすすめだよ。



Aliexpressのオフィシャルストアでは3682円、Amazonが販売する正規品が4980円。価格差が約1000円なので保証代と速達台だと思ってAmazonで買うのがおすすめだよ。
目次
Redmi Buds3 の概要
おすすめポイント
RedMi Buds3のおすすめポイント
耳に優しいセミインイヤー型。AirPodsライクで4.5gと軽い
Bluetooth 5.2で安定した接続を実現
タッチ操作/着脱検知対応
12mm大型ダイナミックドライバー搭載
通話用ノイキャン対応でクリアな通話を実現
IP54規格で、水しぶきや汗からイヤホンを保護
サードパーティだが専用アプリあり
ここがちょっと...
RedMi Buds3のここが足りない
ANC/外音取り込み非対応
ワイヤレス充電非対応
バッテリー持ちは短め(ケース込約20時間)
スペック
スペック
ドライバー 12mmダイナミックドライバー
通信 Bluetooth 5.2
通信範囲 10m
電池容量 イヤホン:35mAh(片方)
ケース:310mAh
使用時間 イヤホンのみ:5時間
ケース込み:20時間
充電ポート Type-C
サイズ イヤホン:40.7 x 16.9 x 18.7 mm
ケース:49.6 x 49.6 x 24.4 mm
重量 イヤホン:4.5g(片方)
ケース:32g
合計:41g
開封レビュー

実際に開封していきましょう。エアパッキンできっちり保護されてきましたが箱がボコボコです。日本で買うとこういったことはまずないので、Amazonで買うのが安心ですね。






底面には本物にしかついていない認証用QRコードがついています。シャオミは中国でも人気が高く偽物も出回っているのでこういうのがあると安心しますね。




箱の大きさに対して中身はごくシンプルです。本体、説明書、充電ケーブル(Type-C)のみです。必要最低限ですね。




説明書は中国語です。まあなんとなくわかりますね。




イヤホン本体にはシールがついています。これを使う前に剥がすんですね。思った数倍質感がいいです。特に滑りにくいマットな素材となっており、AirPodsみたいにするする滑りません。イヤホン本体もケースもこの質感は嬉しいですね。



順電はType-Cで行います。スマホと同じ充電口はとにかく便利です。結局充電器は1つあれば十分なのはメリットですね。本体にはペアリングやリセット用のボタンが1つあるだけのすっきりとしたデザインです。




イヤホンは、セミインイヤータイプでうどん部分が長いデザインです。AirPodsクローンにふさわしいデザインです。本家よりも滑りにくいのも加点ポイントですね。イヤホンの側面部分のマイクの下あたりが少しだけへこんでおり、ここにタッチセンサーが内蔵されています。
実際に使ってみた!
接続は超簡単!シャオミのスマホなら1秒で接続!

シャオミのスマホならイヤホンケースの蓋を開けてボタンひとつで接続。その他スマホもイヤホンケースの蓋を開けてスマホ本体のBluetooth設定からRedmi Buds3を選択、賞味1分でペアリングができました。


音質は価格以上でAirPods以上!


Redmi Buds 3は約5,000円の低価格ですが12mmの大型ダイナミックドライバーを搭載しています。
低価格なダイナミックドライバー搭載機の多くは、低音が強調されているものが多いのですが、Redmi Buds 3はシャオミの音響チームが調整しているということもあり、バランスの良い音にまとまっています。クラシック音楽やポップミュージックにぴったりですね。
実際に音楽で試してみた



チャイコフスキーのセレナードの48-3 Elegiaを聞いてみました。ゆっくりのごまかしが効きにくい曲でもはっきりと音の抑揚を掴んでいます。5000円のイヤホンでクラシック音楽が楽しめるとは思いませんでした。ジョン・メイヤーのIt don’t matterのようなシンプルな曲でもしっかりとギターの音を広がりを持って鳴らしてくれました。何だこのイヤホンすごすぎるだろ
つけ心地


本レビュー一の衝撃ポイントです。つけ心地がめちゃくちゃ良いです。耳にぴったりフィットしており首を強めにふっても外れません。ランニングを30分程度行いましたが危うい場面もなくここでもAirPods以上のポイントを叩き出しました!
使い心地

Redmi Buds 3は側面にタッチセンサーを搭載しています。これにより、ある程度の音楽操作や通話の応答等が可能。操作方法は左右どちらも同じで、以下の通りです
2タップ | 3タップ | 長押し | |
電話 | 応答 | 拒否/切る | / |
オーディオ | 送り | 戻り | 停止/再生 |

また、着脱検知機能があるので、イヤホンを耳から外すことで停止、再び耳に入れることで再生も可能です。
また操作方法はアプリで自分好みに調整可能です!ファンが多くユーザーが桁外れに多いシャオミの強みですね!
専用アプリ Mi Buds M8




サードパーティですが純正と同等品質で作り込まれています。使い方は簡単、接続状態でアプリを開いてRedmi Buds3を選ぶだけです。in Ear Detectionをオフにすればイヤホンを外しても音楽がなり続けたり、Answer Call Automicallyをオンにすると着電時にイヤホンをケースから出すと自動的に電話に応答します。


Gesturesではイヤホンのタップ操作の編集が出来ます。お好み調整で自分だけのオリジナルイヤホンの完成です!


なんと紛失防止機能もついています!ワイヤレスイヤホンにありがちな「あれどこ置いたっけ?」とはおさらばです!
ボタンひとつでイヤホンから音が出て置いてある場所がすぐにわかります!
まとめ
まとめ
1000-4000円のイヤホンを検討しているならもう少しだけ出してRedmi Buds3がおすすめ
上位モデルのProもあるが、没入感を損なうことなく外音が拾いやすいRedmi Buds3で十分な印象
クラシック音楽やポップミュージックに特におすすめ!ロックには少しもったいないくらいの音質